情動は <感情・恋愛・民族>
一時的で急激な感情をとくに情動という。
人間でいえば、喜び、悲しみ、怒り、恐怖、不安というような激しい感情の動きのことである。
英語ではエモーションemotionで、その語源は、ラテン語で「揺り動かす」とか「かき回す」という意味である。
感情を表すフィーリングfeelingの語源がラテン語の「触れて感じる」であるから二つの概念の差異がよく理解されると思う。
情動とはその語源がよく表現しているように力動的なものなのである。
喜怒哀楽…といったような情動がどのように発達してくるかについては、ブリッジスK. M. B. Bridgesの有名な研究がある。
それによれば、新生児の情動は興奮だけであるが、そこから快と不快の2方向が分化し、さらに快から得意、大人に対する愛情や喜びが分化する。
また不快からは怒り、嫌悪、恐怖、嫉妬が分化する。
そして、2歳ごろまでには人間としての基本的な情動が出そろうという。
なお、幼児期になると、羨望、失望、不安、羞恥、希望などの情動も発現し、5歳ごろまでには大人にみられる情動のほとんどが出そろってくるとのことである。
しかし、スルーフL. Alan Sroufeによれば、乳児期の初期にはすでに喜び、怒り、恐れなどの情動が存在し、それらが社会性や認知的な発達によってさらに分化を繰り返していくという。
ブリッジスの研究は1932年に発表され、日本の発達心理学書にはたいてい載っている古典的労作である。
これに対してスルーフの研究は80年以降の認知心理学の発達の影響を受けたものである。
情動の表出は、顔面表情、身ぶり、音声などのように外面から観察可能なものと、呼吸、心拍、発汗などの微細な変化のように特殊な記録装置によって知られるものとに大別することができる。
顔面表情は種族・民族によって独特なパターンがある。
日本人は白人から英語で話しかけられると意味がわからないのに微笑することが多い。
この日本人の微笑はしばしば誤解のもとになるといわれている。
身ぶりについては、進化論を唱えたダーウィンの「有用な連合的習慣の原理」という法則がある。
人間でいえば、喜び、悲しみ、怒り、恐怖、不安というような激しい感情の動きのことである。
英語ではエモーションemotionで、その語源は、ラテン語で「揺り動かす」とか「かき回す」という意味である。
感情を表すフィーリングfeelingの語源がラテン語の「触れて感じる」であるから二つの概念の差異がよく理解されると思う。
情動とはその語源がよく表現しているように力動的なものなのである。
喜怒哀楽…といったような情動がどのように発達してくるかについては、ブリッジスK. M. B. Bridgesの有名な研究がある。
それによれば、新生児の情動は興奮だけであるが、そこから快と不快の2方向が分化し、さらに快から得意、大人に対する愛情や喜びが分化する。
また不快からは怒り、嫌悪、恐怖、嫉妬が分化する。
そして、2歳ごろまでには人間としての基本的な情動が出そろうという。
なお、幼児期になると、羨望、失望、不安、羞恥、希望などの情動も発現し、5歳ごろまでには大人にみられる情動のほとんどが出そろってくるとのことである。
しかし、スルーフL. Alan Sroufeによれば、乳児期の初期にはすでに喜び、怒り、恐れなどの情動が存在し、それらが社会性や認知的な発達によってさらに分化を繰り返していくという。
ブリッジスの研究は1932年に発表され、日本の発達心理学書にはたいてい載っている古典的労作である。
これに対してスルーフの研究は80年以降の認知心理学の発達の影響を受けたものである。
情動の表出は、顔面表情、身ぶり、音声などのように外面から観察可能なものと、呼吸、心拍、発汗などの微細な変化のように特殊な記録装置によって知られるものとに大別することができる。
顔面表情は種族・民族によって独特なパターンがある。
日本人は白人から英語で話しかけられると意味がわからないのに微笑することが多い。
この日本人の微笑はしばしば誤解のもとになるといわれている。
身ぶりについては、進化論を唱えたダーウィンの「有用な連合的習慣の原理」という法則がある。
update:2010年03月18日
